誰かが何かを隠している。誰かはわからないけれど。

何とかアンソロ作業が終わって、寝ようと思ったらすごく雨降ってきました…
こんな降りの時に思い出すといえば谷川俊太郎の「ひみつ」です。


あめはきっとなにかをかくしている。
それをしらせようとしてふってくるのに
それをしらせようとしてふってくるのに
ぼくにはあめのあんごうがとけない
(中略)
こんなにひみつをしりたがっているのに
だれもぼくになんにもおしえてくれない
ぼくのこころにはあながあいていて
のぞいても
のぞいても
くもったよぞらしかみえない


気持ちがもっと薄暗い時なら「催眠レインコート」かな。
「ひみつ」についていうなら詩そのものじゃなく
萩京子の曲がついてて
ついでに言えばピアノと鍵盤ハーモニカがついてくる演奏版で。
アコーディオンでなく、鍵盤ハーモニカなのがミソ。


何となく、小さな男の子の気持ちになります。
まだね、そういうこが自分の中にちょこんと座っているのですよ。