抜歯じゃないよ抜糸だよー。

むしゅめの抜糸は完了しました。
何故彼女が4針も縫うことになったかと言うと、
ちょうど一週間前、私達が出発用意で本作りやら掃除やらバタバタしている時に
雑誌の付録を組み立てていて、鋏が見当たらなかった所をカッターで切ろうとして
左拇指をさっくり。
しばらく水で洗ってバンドエイドでとめて、親の私に言わずに居たのですが、
私が、色々な所に少しずつ付いてる血痕を怪しんで聞くと事情を話しました。
バンドでとまる位なら大丈夫かな?と思っていたら、
また出血してきて怖くなったらしく、ここで漸く私に傷口を見せました。
…なんか、かなりさっくりなんですが。(怒)
すぐに言いなさいーーーーとか怒りつつ、怒っててもしょうがないので、
旅支度に入れてた消毒薬やら薬やら包帯やら出してきて
ぐるぐるーっと。
でもこの時はまさか縫うまでとは思ってなくて、
後でお医者に行こうとか言っていたのでした。
幸い、お盆前の最後の診察日だったので、貴之江と一緒に夕方の診察に。
なかなか帰ってこないなあと思っていたら、
他にもたくさん患者さんが居たのと、どうしても処置に時間がかかるのが解かっていたから
後回しになっていたらしいのですね。
傷口開けたまま待ってるのはちょっと怖かったようです。
注射が苦手なのに麻酔打つよと言われて待ってなきゃいけなかったらしいので。
実際切った時より麻酔が痛かったらしいです。
余談ですが、ここの先代の先生は女医先生だったのですが、
麻酔が痛くない先生だったと言う噂です。
(私はその先生には注射を打たれた事が無かったので)
何でも、傷口に直打ちで、打たれた方は全然痛くなく、
むしろ付き添って見ていた人がすごく痛そうでじりじりしたらしいです。
色々神業の伝説の多い先代の先生です。
でも今の先生もすごく丁寧で、他の患者さんの信頼も厚い先生なのです。
後、裁ちばさみで包帯を切られるのでむしゅめびびりまくり。
でも、包帯はその方が良く切れるし、
結果として危なく無かったりします。(その鋏も先代から受け継いでるもので、
しかも銘入りらしいですよ。予備もまだ残ってるそうです。良さげ。)
そんな訳で処置も終り、念のため、化膿止めと、痛み止めを貰って帰ってきました。
その後は感染も無く、発熱も無く、今日の抜糸に至ったと言う訳です。
上京中も、どんなもんかしらと心配していたのですが、
『何か有ったら向こうから連絡来るやろう』と言われました。(そのとおり)
自分は、あんまり縫った経験が無いので
(正確に言うと有るんだけど、出産時のむにゃむにゃなのであんまり参考に出来ない)
役に立つアドバイスは出来なかったなあ。
縫わんとまずかったんじゃ?と思う怪我はいくつかあるけど、
母親が『こんなんこうやってむにっと寄せて留めといたら治るわー』とか言って
太ももにごっちゅい傷残ってます。よう留まったなあ…
なまじか親が看護婦だったんで、そんなん舐めといたら治るわ医者なんか行かんでよろしーみたいな
ことが多かったように思います…女の子だったのにのう。
その後何回か通院して、たびたび包帯も替えてもらってたし、
むしゅめの傷はまあ、自分のほど残ったりはせんじゃろーと安心。
しかし先日は、ナチュラルに大変な傷の人が目の前に座っていて、
(首筋に少し、頭頂から右側頭にかけて、首筋の傷に繋がるように一線切れてる)
何て言うか、虚ろーな感じで(昔の吉田戦車のマンガのキャラみたいな雰囲気のおじさん)
むしゅめ二人と母はびびりまくり。
しかし、特に小さいむしゅめの注意を何とか他所へやる事に母は必死でしたよ…
怪我してる人の周りでうるさくしてもいけないしね。
何にしても、皆様お大事になさって下さいと言う事で。
そして刃物は正しく使いましょう。