取り留めなくおもったこと。

もう20年位前の楽曲ですが『メランコリーの軌跡』というのがあります。
『劇場版うる星やつら4・ラム・ザ・フォーエバー』の主題歌でした。
私には山崎監督の作るうる星は押井さんのそれより読み取りにくかったです。
(押井さんのほうが難解っぽくいわれるかもだが…そこらへんは人それぞれかと。)
この楽曲を歌った松永夏代子さんが好きで好きでしょうがないのですが
この曲が、何をさして歌ったものか私には未だにわかりかねるのです。




『青く光る街に身を投げても、その涙は悲しくない。』と言い切った『二人』とは
どういう二人なのか。
恋人同士では、無いような気がしています。
なんとなく、なんとなくですが
『同じ人を愛した、二人の人物』のような気がするのです。
根拠は、ありません。
ちゃんと読むなら、やっぱり恋人同士、って受け取るのが筋か、とは思うのです。
でも。
『これ以上は抱けない、貴方も辛い。』
と聞いた時に、『これ以上』『抱けない』のは恋心で、
辛いのは…辛いのは自分と同じ想いのひと…かなと。
同じ人をすきなひとって
まぁ、ライバルなんだろうけど
実は、一番自分に近い
一番自分の気持ちをわかってくれるひと
でもある気がします。


『愛が、すべてを越えるのなら
傷つかずに
遠い、同じ夢を、胸の奥で燃やせるのに。』


実際は、同時期に谷山浩子さんの『夕焼けりんご』を
聞いてたからかもですけどね、こんな考え方になるの。
でも…どうせ、苦しいのを終わらせようって言うなら
側には愛するひとではなく
同じ人を愛した『同士』がいて欲しいかもしれません。
愛する人には、かわらず幸せでいてもらえるほうがいいから。


昔、この曲を下敷きに頭の中でこねてた話も
『好き』な人は他にいるのにままならない二人の人間の
触れ合って別れていくまででした。
一番初めにそう刷り込まれてしまった様です…
難儀だな…


取り留めない話のさらに余談で
恋人同士で無い、むしろライバル同士な二人の
死、は
果たして心中と呼んでいいのか?


あつくて、そんなへんなことばかり
頭をぐるぐるしますね。
ロクなことじゃないんでこうしてかきとめて
一旦お終い、にします。