好きな事を声高に叫べなかった事。

何て言うか、くだらないといえばくだらないけど、
それで数ヶ月うだうだしてたんだから、
好きな事を好きと言える精神状態って大事。
私はあなたではない。
誰もあなたになれない。
だから好きなものが違うのも、嫌いなものが違うのも
あたりまえ。
でも、できれば、好きなものを貶される場面にはあいたくないですよね。
だから、あまり話さないように、話さないようにしていたのですが、
そうすると、『本当に好きなのかどうかを疑われる』場面にも
あってしまう訳です。
仕様が無い話です。
表に出さずに心の内を解かって貰う等、不可能ですから。
本当なら、仲良くお話できる人に疑われるのも辛いけど、
好きなものを貶されるのも本当に怖くて辛かったのです。
それで、数年絵が描けなくなった事もありましたので余計にね。
(その時は私自身の事とか、描いた絵そのものとか貶されたのもあったんですけど)
妙に自己主張できなくて、硬直して、
救いを求めてたどり着いたのは、女性向なジャンル。
なんかやっぱり自分の同人原点みたいなものを
ゆっくりと辿ったような気持ちでした。
(流石にそのジャンルでガンガン本を出すとかには至らないと思いますが)
そして、自分の描くものが、ホント言えば女性向な文法で描かれていたんだなあと言う再確認の旅。
でもって、それでも、しつこくこのスタイルで描いていくだろうなという変な確信。
だって、好きなものしか描きたくないし描けないし。
そんで、好きなものは好きって言いたいんだ。
変な理屈こねたりせずに。
自分の気持ちが歪むから。
ああ、これこそまさにあほなぴんち。
自分で自分の気持ちを追い込んでるんだもんよ?
ほぼ、自分の頭の中で、数ヶ月こんな事考えてました。
(時々漏れてたけど)
そして、夏のお祭りで、自分以外の人とお話できて、
『好きなものは好き』は強いんだよと改めて。
(この項続く)
続くのか?